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糖質制限食? 適正糖質食?

網羅的に調べたのではないのですが、サプリ・健康食品を作っている会社によって糖質制限の捉え方が違います。

富士フイルムはメタバリアなどのサプリを作っていますが、「糖質制限のやりすぎはデメリットだらけ? 1日のグラム数・正しいやり方を理解しよう」というホームページ(https://h-jp.fujifilm.com/contents/supplement/yomimono/st-kiji001.html)を立ち上げています。

厚生労働省の食生活改善指導担当者テキスト、厚生労働省ダイエット、日本人の食事摂取基準(2020年版)を参照文献としていて、オーソドックスな内容です。そして「糖質制限のやりすぎはNG!不足しすぎる場合に起こりうるデメリット」を紹介しています。

ホームページによる1日あたりの糖質摂取量の目安は、30-49歳の男性で約388g、同女性で約295g、50-64歳の男性で約374g、同女性で約280gです。

グリコは適正糖質カフェ(https://sunao-fan.glico.com/view/home)を開いています。グリコはSUNAOブランドで、「おいしいを諦めない適正糖質」のためのサプリを販売しています。

グリコの「適正糖質」は1食で摂取する糖質量を20〜40g、間食で10g以下にしています。3食〜間食を入れて4食食べるとするなら、1日あたりの糖質量は60gから130gになります。言葉は「適正糖質」なのですが、糖質制限食ですね。
「適正」の言葉に惑わされず、自分で考えましょう。

注:アドレスの紹介はしていますが、リンクは貼っていません

令和7年10月3日

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